こんにちは。
群馬県の日帰り経営合宿で人気のオフサイトミーティングスペース
「WIND+HORN(ウィンドアンドホルン)」です。
今回は、当施設が建つみなかみ町も認定されている
「ユネスコエコパーク」についてご紹介いたします。
ユネスコエコパークとは
『生態系の保全と持続可能な利活用の調和(自然と人間社会の共生)を目的として、ユネスコが開始しました。ユネスコの自然科学セクターで実施されるユネスコ人間と生物圏(MAB:Man and the Biosphere)計画における一事業として実施されています。 地域の豊かな生態系や生物多様性を保全し、自然に学ぶと共に、文化的にも経済・社会的にも持続可能な発展を目指す取り組みです。 ユネスコエコパークは国内で親しみをもってもらうためにつけられた通称で、海外では「BR:Biosphere Reserves(生物圏保存地域)」と呼ばれています。』
(出典:https://www.minami-alps-br.org/about.html)
前述のように自然環境と人間社会がいかに共存し合い、持続可能な地域づくりをしていくかがポイントとなっている取り組みです。
日本では、現在下記10か所の地域が認定されていて、
これらの地域は日本ユネスコエコパークネットワーク(JBRN)を構成し、
地域間交流による新たな学びや理解、各自治体による取り組みの促進が行われているそうです。
【日本ユネスコエコパーク認定地域】
・志賀高原(長野県、群馬県)
・白山(富山県、石川県、福井県、岐阜県)
・大台ヶ原・大峯山・大杉谷(奈良県、三重県)
・屋久島・口永良部島(鹿児島県)
・綾(宮崎県)
・只見(福島県)
・南アルプス(山梨県、長野県、静岡県)
・祖母・傾・大崩(宮崎県、大分県)
・みなかみ(群馬県、新潟県)
・甲武信(山梨県、埼玉県、長野県、東京都)
※2020年2月現在
みなかみユネスコエコパークの特徴
群馬県から新潟県の境界である山稜一帯は、太平洋側と日本海側の大気がぶつかり合う中央分水嶺となっており、日本一の積雪量を誇る地域となっています。
このような山岳地域では、冬期の大量な積雪の影響などにより、
豪雪地特有の地形を形成しており氷河の痕跡も確認されているそうです。
特殊な地形・地質・気候条件であることで、
多様で希少な動植物が育まれ、独特の生態系が見られるなどの特徴があります。
また、ユネスコエコパーク特有の3つの地域構成としては以下のようになっています。
・手つかずの原生的な自然環境の利根川源流域の核心地域
・森林の多面的な機能を高めるための保全管理として環境教育・調査研究
エコツーリズム等が行わている緩衝地域
・みなかみ町の豊かな自然環境や農村文化、伝統文化を継承し、体験などを通じた環境教育を実践しながら人材育成を図り、持続可能な地域づくりを目指していく移行地域
(出典:https://www.town.minakami.gunma.jp/minakamibr/)
ユネスコエコパークについて、いかがでしたでしょうか。
みなかみ町の環境を活かした自然の中でのオフサイトミーティングも
自然と人間との共存に繋がるのかもしれませんね。
私たちもみなかみ町の豊かな自然環境と一緒に暮らしていくための
最善の行動を考えていきたいと思います。
WIND+HORN(ウィンドアンドホルン)